友人の彼女の友達と酔った勢いで
ある冬の日の事だ。
俺は友人の居酒屋で1人呑んでいた。
寂しい奴とか言うな。
そこへ現れた女性の2人組み。
知り合いっつうか友人の彼女とその友達だった。
当然俺も面識があったので一緒に呑み始めた。
呑み始めたのはいいんだがもうそろそろ閉店時間。
他の客はみんな帰ってしまった。
「今日は店閉めて4人で呑むか!」と友人店長。
異存などあるものか。
友人は手際よく鍋の用意をして俺たち4人はそれを囲んだ。
みんな酒は強かった。
普段店では出さない日本酒やらワインやらジャンジャン呑んでいた。
鍋も旨かった。
なんの鍋だったかは覚えていない。
関係ないからいいじゃん。
酒も進み大人の話で盛り上がるなか、突然京子(友人彼女)が荒れ始めた。
友人に文句があったらしい。
由美(友人彼女友達)がなだめ始める。
がしかし京子の怒りは収まらない。
一通り吠えた後、店を飛び出してしまった
友人は「ヤレヤレ」といった様子で京子の後を追う。
由美はと言えば、同じく後を追うのかと思いきや、座って壁にもたれたまま動かない。
「追いかけなくていいのか?」
若干心配して言う俺に対し「××さん(←友人)行ったからいいんじゃない。」結構冷たい。
と思ったんだがどうも違うようだ。
よく見ると頬が紅潮して目もトロ~ンとしてる。
『コイツマジで酔ってやがる』俺はそう思った。
俺は由美の傍らに寄り添った。
学生の頃はスポーツが大好きだったと言ってた。
うむ、確かに引き締まったいい体つきだ。
決して美人ではないが顔だって悪くない。
何より胸の隆起がそそる。
厚手のセーターをしっかりと盛り上げるその胸元。
そして酔った女から溢れ出る特有の色香。
普段知性派とか道徳家とか言われる俺すら狂わせるのにも充分だった。
気がついた時には俺は由美の肩を抱いていた。
「ぅう~ん、どうしたのぉ」由美がちょっと甘ったるい声を俺に返す。
「いや、由美ちゃん近くで見ると可愛いね」…ちょっと失礼なセリフかもしれない。
「ぃやぁだぁ、○○さん酔ってるでしょぉ~」お前ほどじゃネェよ。
「あいつ等帰ってこないな、大丈夫かな」なんて言いながら俺は由美の唇を奪っていた。
「っんふぅ…」抜ける吐息。
「なんでこんな事するのぉ」
「して欲しそうな目だったよ」
そしてもう一度。
由美の唇の隙間から舌を差し入れる。
遠慮がちに由美のそれが絡まる。
「由美ちゃん彼氏いなかったっけ?」
「いないよぉ、いたらこんな事しないよぉ」
言いながらセーター越しに胸の感触を確かめる。
そぉっとだ、優しく、軽く。
「胸、さわっちゃうの?」
「ああ、さわっちゃうよ、駄目だったか?」
そんな会話があったかどうかは忘れたがまぁそんな感じだ。
大目に見とけ。
重ねていた唇はやがて耳元から首筋に移動していく。
「ぁぁ、んふぅ、ぁぁ、んふぅ」
由美の口から静かな喘ぎが漏れる。
友人たちが何時戻るやも知れなかったが、ここで俺はやる覚悟を決めた。
ただ酔って何をされてるか理解してないのか寄せてくる快感に身を任せているだけなのかわからないがもう俺の指は止まらなかった。
由美の太腿をジーンズの上から撫でさする。
そしてジーンズのファスナーを下げ、股間に手を這わせる。
「ぁはぁぁん、ぅん…ぅぅん」
溢れる喘ぎが可愛い。
だがおい待て。
コイツタイツ穿いてやがる。
うぬぅまぁ寒いから仕方ないけどちょっと萎え。
気を取り直してタイツの中へ手を差し込む。
手のひらに感じる湿り気。
俺の手は由美の茂みを分け入りその割れ目にたどり着く。
ネットリとした感触。
蜜が糸を引くのがわかる。
「あん…そ、そこも…やっぱり…」
ええ、勿論やっぱりです。
ジュブジュブ…俺の指が由美の淫裂に沈んでいく。
「ぁぁぁぁあああああぁぁぅん」長く粘ついた喘ぎをもらす由美。
膣の中で俺の指が蠢く。
グチュグチュと。
親指がクリトリスを弄る。
「あん、あん、あん、あんっ」
クリはお好きなようだ。
声のトーンが変わる。
俺ももう限界だ。
と言うよりのんびりはしてられない。
脱がせちまったトコで奴等が帰ってきたらコトだが仕方ない。
由美の下半身から着衣を引き抜く。
由美が軽く腰を浮かせ片足だけ抜き取ると俺は自分のバッグからコンドームを取り出し、パンツを膝までおろして装着した。
持ってて安心コンドーム。
ジーンズを抜き取った足を肩にのせ、俺は自分の勃起で由美を貫いた。
「ぁぁぁぁああああああああっっっ!!!」
クレッシェンドっつうのか、段々大きくなる喘ぎ。
俺は夢中で腰を使った。
由美の快感など気にしてる余裕はない。
ただただグイグイと大きく、突いて突いて突き上げた。
「ぅんはぁ、ぅんはぁ、ぅんはぁ」
俺の腰に合わせて声をあげる由美。
吐精の瞬間は予想以上に早く訪れた。
「っうんぐぅっ!!」
俺は声にならない声をあげたかどうだか忘れたがあっという間に達してしまっていた。
「ヤベェ、逝っちゃったよ」
スゲェ体裁悪かった。
「由美ちゃん、早く服着なよ。あいつ等帰ってくるかもよ」
照れ隠しにそう言った俺はそそくさと後始末をして服を整えた。
由美は眠いのか不満なのかわからない顔でノロノロと服を身につけ「今度はもっとゆっくり出来るといいね」なんて…俺励まされてるじゃネェかよ。
その後俺と由美は2人で再び呑み始め奴等の帰りを待ったが結局この日、友人カップルはその後1時間以上も帰ってこなかった。
それならそうと言ってくれよ。
俺もっと愉しみたかったっつうの!!
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